よくある質問の3番目は「贈与のことも遺言書に書いておいた方がいいのかな?」です。
遺言を書くとき、生前贈与のことを記述するには?
贈与をした後、遺言を書く時に、生前贈与のことも遺言に書いておいた方がいいのか、という質問です。必ず必要ではないのですが、贈与の経緯を遺言で説明を残しておくというのも良いと思います。
これは、生前贈与が後々発覚したとき相続人間でトラブルになり、スムーズに相続が進まないケースも考えてのことになります。「贈与の経緯を遺言で説明する」ためには、付言事項という手段があります。
付言事項の効力と入れ方
遺言の中で、どの財産を誰に遺す云々が本文として、法的な効力があります。それ以外で「どういう経緯で今回の遺言を書きました」というようなこと盛り込むといいと思います。特に法的な効力はないのですが、気持ちの面を遺言書に付け加えることができます。
付言事項は、基本的にはご家族への感謝の気持ちや、自分が亡き後、どういう風に暮らしていって欲しいかということを書くことが多いです。また、遺言を残した経緯や贈与をした時の経緯を書いておくと、後々、相続人さんの理解・納得感が増し、争い防止の効果も期待できます。
特定の人だけ生前贈与をすると、不公平に感じられる可能性があります。でも、それにはこういう理由があるということを残すことで、余分な争いを避けることができます。
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