相続相談室

動画つき:相続相談室より-相続相談員のお仕事!(COAST-FM相続相談室 125回)

いつか考えなければならないことの一つに相続にあります。
皆さんは相続について今どんなことを知っておきたいですか。
それは損をしないための知識ではないでしょうか。

そこで毎月第2第4木曜午後5時からは、沼津市大岡にありますイワサキ経営より、税理士の先生や現役バリバリの相談員とともに、相続について損をしないために知っておきたいことをパーソナリティーの神田あや乃さんと一緒にお伝えしていきます。

地域の皆様に愛されて45年、イワサキ経営グループの提供でお送りしますコーストFM「イワサキ経営相続相談室」第125回(2019年9月放送)は、円満な相続の話です。

相続相談員ってどんな仕事?

神田さん
神田さん
今まで相続についての話はたっぷり伺ってきたんですけど、今回は「相談員」という仕事について聞いてみたいなと思うんですよ

相続ってみなさんやっぱり難しいっていうイメージを持たれているので、やることも多いのでこうやった方がいいですよというふうに順序立ててお伝えするということが、相談員の仕事だと思っています。

相続の手続きはいっぱいやることがあり、どれから手をつけていいか分からないという相談が多いです。
そんなときに、我々の出番です。
まず、じゃあこれ調べてみましょう、戸籍とりましょうとか。
どれから手をつけていいかわからない方は、ぜひご相談下さい。

神田さん
神田さん
手順を教えてくださるんですね!

相続人様が困っていることがあれば、困っていることはどのようなことかを質問させていただきます。
手続きで必要なものは我々はわかっていますが、最終的には安心していただきたいと思っているため、お客様の優先順位の高い順番に質問させていただいております。

神田さん
神田さん
ところでなぜ相談員になろうと思ったんですか?

木村相談員の場合

私は人と接するのが好きなので、お客様と話をさせていただき、銀行を一緒に回ったりとお役に立てることが嬉しいです。

もちろん、イワサキ経営の中には、監査とか資産税課など税金の計算をする部署もありますが、それ以上に、いろんな人に寄り添うことが好きなんでしょうね。

この仕事を通して亡くなられた方のお話を聞いて、その思いを引き継ぐということにやりがいを感じています。相続ってどうしても、故人がどんな方で生前どんな生活をされていた、みたいなお話になるんですよね。これって、相続に直接は関係ないのかもしれないですが、すごく大事な要素なのかな、なんて。

そういったところで、いつもやりがいを感じて仕事をさせていただいております。

渡邊相談員の場合

私は、前職でも相続の仕事をしていたんですよ。
その仕事を5年間くらい仕事をしていましたが、さらに相続を極めたいなぁ、もっと深くプロになりたいなぁという思いがあり、転職しました。

「相続というのは民法と相続法の両方わかっていないとダメ」と言われています。自分に知識があれば困っている方のお役に立てることができ感謝されるので、この仕事が合っていると思います。

どんな相談内容が多い?

相談事としては、もう本当にシンプルなんですよ。
「何をやったらいいかわからない」皆さんそう言います。

相続が発生した段階で、市からドンと書類を渡されるんです。
それを見て、みなさん圧倒されちゃうんです。

まず市役所に行って、窓口の人に保険証返さなきゃとか、年金止めなきゃいけないとかの手続きを聞き、その後はどうしていいか分からないからイワサキ経営に相談に来られる方が多いです。

「最初にどこから手をつけたらいいですか」とか「何をやっていいかわからない」「最初っからわからないのでどうしましょう」みたいな。

そういう時は、「もう保健所返しました?」とか「年金事務所行きました?」とか、質問したり説明をさせていただきます。相続は10ヶ月という期限もあるので、どこでその書類が取れるのかをお伝えして、スムーズに手続きができるようにお話をさせていただいています。

スムーズに相続を進めるために準備しておいた方がいいこと

神田さん
神田さん
スムーズな相続のために、相続が発生する前にあらかじめ知っておいた方がいいことってありますか?

繰り返しになりますが、遺言やエンディングノートを用意しておくことですね。
あるのとないのとでは、だいぶ違います。

あと、日頃から相続人の方とコミュニケーションを取りながら、どこに何があるのか伝えておくのもいいですね。
預貯金がどこに預けているのか、生命保険があるのか、車のローンが残っているのかいないのか、ディーラーさんはどこなのかなど、細かい話ですが、相続人の方が知っているかいないのとではだいぶ違います。

スムーズな相続のためには、日頃のコミュニケーションがとても大事です。

遺言書に関するポイント

神田さん
神田さん
遺言については、どうですか?何かポイントってあります?

「誰に」「何を」遺すかというのがポイントです。
誰に何を遺したいのかをゆっくり考えていただいて作っていただくのがいいです。
ご自身の人生を振り返ることになるので、じっくり時間をかけて誰に何を遺すかをしっかり決めていただきながら、遺言書を作っていきましょう。

遺言書は、「公正証書」で遺言を遺すことが大切です。あと、付言事項として思いも残すことができるので、法律的な効果と思いの両方を遺していただければと思います。

まずは日頃のコミュニケーションも大事ですが、遺言があることによって手続きがスムーズになります。

神田さん
神田さん
最後に相談員を目指している方へのアドバイスをお願いします。

木村相談員
人と話すのが好きな人、人と会うのが好きな人など、人に寄り添える人はやりがいを感じることができる仕事だと思いますので、頑張ってください。

渡邊相談員
相続の知識を生かして人を助けたいなぁと気持ちのある方はぜひ挑戦してみてください。

ABOUT ME
税理士法人イワサキ
当税理士法人では20年以上前から相続専門の部署を設け、これまでに相続手続きから相続税申告、また、遺言や贈与等の生前対策でもたくさんのお客様をサポートしてきました。 当法人の最大の特徴は、相続の総合病院であるということです。健康診断の代わりに事前調査を行い、病院の先生の代わりに専門家が対処いたします。 「相続ってなにをするの?どこに問い合わせればよいの?」 「相続で将来もめたくないけど…」 という方は、ぜひお問い合わせください。 また、相続に関するセミナーも、静岡市と沼津市で毎月開催しています。直接のご相談はちょっと…というようでしたら、まずはセミナーに参加して、情報収集してみませんか。
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