いつか考えなければならないことの一つに相続にあります。
皆さんは相続について今どんなことを知っておきたいですか。
それは損をしないための知識ではないでしょうか。
そこで毎月第2第4木曜午後5時からは、沼津市大岡にありますイワサキ経営より、税理士の先生や現役バリバリの相談員とともに、相続について損をしないために知っておきたいことをパーソナリティーの神田あや乃さんと一緒にお伝えしていきます。
地域の皆様に愛されて45年、イワサキ経営グループの提供でお送りしますコーストFM「イワサキ経営相続相談室」第128回(2019年11月放送)は、円満な相続の話です。
終活って、何からはじめたらいい?
神田さん、素晴らしいですね。
終活と言っても、なかなか実現するのが難しいところがあります。
自分の人生の終活なんですけど、実際、何から始めようかなっていうところですよね。
とても良いところに目を付けていると思います。
万が一旅立たれた後、残されたご家族の方が一番大変なのが遺品の整理です。
亡くなった方の洋服や写真など、思い出の品って、手をつけにくいものです。
亡くなった後にそれを整理するよりも、実は元気なうちに整理してもらうのが終活の醍醐味なんですよ。
終活としての断捨離のすすめ
終活のスタートとして、まず、身の回りの整理から始めていただくのが良いと思います。
終活の入り口として「断捨離」するわけですが、なかなか捨てられないのが、洋服と写真です。
例えば、着ていないお洋服の中には、20年、30年前のものもあるわけです。その時に「これはあの時の服だわ」と、当時の思い出の話を子どもさんやお孫さんたちとしてもらいたいんですよね。
亡くなった後、「いるかいらないか」みたいな捨て方ではなくて、元気なうちに自分自身の目で見ながら思い出に浸りながら整理をしていただく、そしてそれを家族でいろんな話をしながら断捨離してもらうのが終活のスタートとして良いのかなと思います。
最近は写真をデータで保存する方法がありますが、昔の写真をアルバムで持っている方も多いと思います。特に、家族との思い出の写真は捨てづらいものです。
例えば、生まれてから今までの写真を一冊のアルバムにして、自分の年表のように整理する方もいます。そうすれば、お葬式に自分史のアルバムとして皆さんに見てもらうことができますね。
ある葬儀屋さんでは、アルバムの中の画像を映像にしてくださって、葬儀のなかで映画のように流してくれるのだそうです。
写真を整理しながら、久しぶりにお友達に連絡をとってみるというのも終活ならではですね。学校写真の整理をしながら、あいつ何やってんのかなぁなんて言って、また連絡を取り合うようになったというのも終活の良いところです。
10年後、20年後、どんな生き方をしていたいかー
断捨離が終わったら、次に考えていただきたいのが「この先をどう生きるか」ということです。
今から、10年後、20年後、30年後にどんな生き方をしていたいかイメージを沸かせていただいて、そのために今何をしていかなければいけないかを考えていただく。
例えば、現在65歳の方は、30年後は95歳、35年後は100歳です。
100歳のときには何をしているか、それに向けて今から何をしていくか見据えていく、これが終活なんです。
過去を振り返って懐かしんでいただきながら、限られた時間をどう生きていくか、目標を持っていただきたいのです。
終活って聞いてまだまだ早いと思われる方もいらっしゃると思うんですが、10年後、20年後を見据えて、どう生きていきたいかを考えることなんですよね。
イワサキ経営では、終活についてのセミナーも開催していますが、子どもさん世代にも多く参加していただいています。親御さんの終活に対して、子供としてどのようにお手伝いしていけばいいのかなって、そういう方もいらしてくださいます。
年末近くなど家族で顔を合わせる機会にも終活のセミナーを開催していますので、ぜひ親子で参加していただいて、一緒に片付けしようみたいな流れになるといいと思っています。
税理士法人イワサキの相続税サービスメニューは、こちらからご確認いただけます。
初回の相談料は無料にて承っておりますので、いつでも遠慮なくお問い合わせください。
相続の準備をしている方へ
相続対策は、実際の相続の現場を多く経験した者しかわからないことがたくさんあります。
イワサキでは公平・中立な立場でお客様の視点に立って、相続税対策や土地の有効活用を分析・提案しております。
相続セミナー情報
税理士法人イワサキでは、毎月静岡市と沼津市で、相続に関するセミナーを開催しています。
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